Pocket's Gunsmithing blog ＠ラドム準備中！

ラドムVISをガレージキット化しなきゃ、というアレなのですが。



イベントで度々、このラドムを見てくださった皆さんから、「完璧版ラドム！」との声をいただき嬉しい限りではありますが。
実は、プロポーションとか修正したい箇所がいくらかありまして。。。
ガレージキットにするためには、そのあたり色々直す必要があったりします。もう少しお時間かかりそうです…

ラドムVISの実銃には、
・ポーランド軍用刻印モデル
・ナチスドイツ向けP35 (p)前期
・ナチスドイツ向けP35 (p)中期
・ナチスドイツ向けP35 (p)後期
など色々なタイプがありますが、ガレージキットがどのタイプになるかは、まだ未定、ということにしておきます。


あともう一つ、


グリップに〈FB〉、〈VIS〉のマークが入っておりますね。
〈FB〉はラドムVISを製造していた実銃メーカーのロゴ。
〈VIS〉は、このピストルのモデル名です。

この箇所は、ガレージキット製品ではそのまま再現できない可能性が高いと思われます。
〈FB〉、〈VIS〉の部分には、おそらく別の文字を入れることになるのではと思いますm(_ _)m


ラドム・ピストルがお好きな方の中には、どうしても、実銃と同じロゴがいい、、、というお方もいらっしゃるはず。
そういう方向けに、ガレージキットは実銃グリップが取り付け可能なよう設計しようと思っております。
ラドムの実銃グリップは、日本国内にもちょこっと(たくさん?)出回っているらしいですので…


さてさて、ラドムの実銃グリップですが、、、樹脂グリップに前期タイプ・後期タイプの2種類があるのをご存知でしょうか？
実グリも製造時期によってちょっと違いがあるのです。
ラドムの実グリをお探しの方はご注意下さい…

●グリップ前期タイプ


↑ポーランド軍用ラドム



↑ナチスドイツ向けP35(p)前期、中期

●グリップ後期タイプ


↑ナチスドイツ向けP35(p)中期、末期

違いは、グリップスクリューの頭の嵌る穴の大きさ 及び、穴の縁取りの太さです。
ナチスドイツ向けP35(p)の、後の時期に製造された銃は製造簡略化のためグリップスクリューの形状が変更されており、それに伴いグリップパネルもネジ受け部分の形状が変更されたというわけです。



いちおう、Pocket's Gunsmithingガレージキットでは、
・前期型グリップ付きの ポーランド軍用～ナチP35(p)前期・中期
をモデルアップする予定となっております。


・・・




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