2019年11月12日
S&W ボディガード.380
S&W ボディガード.380。(以下、S&W BG.380 )

10年くらい前から、米国ではこの手のピストルが人気。
超小型サイズながら、.380ACPというそこそこ強力なアモを使用する、護身用ポケットピストル。
ロックトブリーチ機構を組み込みつつもボディは薄く小さく、さらにポリマーを使用し軽量に。
ケルテックのP3ATがはしりで、S.ルガーが同様のスペックのLCP.380を発売して大ヒット、護身拳銃の人気カテゴリに。
S&W BG.380もその一つ。
往年の名リボルバー、”ボディガード”の名を冠した中口径小型オートピストルです。
S&Wは他社との差別化を図るべく、このモデルにレーザー照準器を搭載しています。
レーザーデバイスは、ダストカバー下にコンパクトに組み込まれています。
バックストラップが後退した位置にあるのが特徴的で、どことなく同社の名リボルバー、ボディガードやセンチニアルをイメージさせます。
このピストルも大変よく売れたらしいです。
現在では、デザインを多少変更しM&Pモデルとして販売されています。

(これ、ブルーガンなんです! ^^;)
実は、私はこのS&W BG.380が大好きなんです。
月刊Gunでもレポートされていますが、登場以来、一目惚れ(*^^*)です。
絶対、トイガンとして造ってやるぞ!と思っているモデルなんですね~
うーん、来年?来年はいくつか既に予定があるけど...これも出せるかな?
10年くらい前から、米国ではこの手のピストルが人気。
超小型サイズながら、.380ACPというそこそこ強力なアモを使用する、護身用ポケットピストル。
ロックトブリーチ機構を組み込みつつもボディは薄く小さく、さらにポリマーを使用し軽量に。
ケルテックのP3ATがはしりで、S.ルガーが同様のスペックのLCP.380を発売して大ヒット、護身拳銃の人気カテゴリに。
S&W BG.380もその一つ。
往年の名リボルバー、”ボディガード”の名を冠した中口径小型オートピストルです。
S&Wは他社との差別化を図るべく、このモデルにレーザー照準器を搭載しています。
レーザーデバイスは、ダストカバー下にコンパクトに組み込まれています。
バックストラップが後退した位置にあるのが特徴的で、どことなく同社の名リボルバー、ボディガードやセンチニアルをイメージさせます。
このピストルも大変よく売れたらしいです。
現在では、デザインを多少変更しM&Pモデルとして販売されています。
(これ、ブルーガンなんです! ^^;)
実は、私はこのS&W BG.380が大好きなんです。
月刊Gunでもレポートされていますが、登場以来、一目惚れ(*^^*)です。
絶対、トイガンとして造ってやるぞ!と思っているモデルなんですね~
うーん、来年?来年はいくつか既に予定があるけど...これも出せるかな?
2019年10月19日
ベレッタ・トムキャット、新&旧グリップ 補足
…
前回の記事でも書きましたが、ベレッタ 3032トムキャット用の、新タイプのグリップと旧タイプのグリップが手に入りました。
新・旧の違いは、主に左側パネルの後部の形状です。
新型は1999年以降に製造されたトムキャット向けに改良されたタイプで、大型化されたサム・セフティ・レバーが取付けられるよう、切欠きが大きくなっています。

旧型は、同社ボブキャット等とよく似たサム・セフティ・レバーが付きます。

950 BSミンクス/ジェットファイアから続くベレッタ・ポケットといえば、やはりこのセフティ形状がしっくりくるなぁ、と思います。
もちろん、操作しやすいのは新型でしょうね。
ところで、トムキャットのサム・セフティってそんなに使うもんなの?
ハンマーをコックしてシングルアクションの状態でセフティを掛け、コック&ロックにできます。
コンディション・ワンで携行すれば、小粒なコンバット・ピストルって感じですね。
ただ、このピストルはダブルアクションでも撃てますから、チャンバーに装填してハンマーダウンのが安全そうな気もします。
セフティオフで携行し、いきなりDAで射撃を開始することができます。(ちなみに、このピストルはFピン・ロックは無し。)
このセフティは、ハンマーレスト・ポジションでもオンにすることができます。
さらに、スライドのロック機能も兼ねてます。
護身用のピストルですから、DA付きとはいえ、しっかりしたセフティがあった方が安心ですね!
アメリカは訴訟大国でもありますし。操作ミスで事故、裁判になったらば、セフティ無しではメーカー側としても厳しいでしょう。
改良型セフティ・レバーは、同社92シリーズと似た形にデザインされています。
トムキャットは、92Fや8000クーガーを小っこくしたようなルックスに造ってあるので、セフティの形状もそれに合わせたのかもしれません。

さて、ベレッタ・トムキャットをガレージキットとして製品化するとなると、新・旧どちらのタイプで造るかが問題になりますね!
個人的な好みは、Gun誌で読んで馴染みのある旧型(1996~1999年製造)。
一方、改良されて扱いやすそうな新型(1999年~現在も製造中)。
どうも、ステンレス仕様があるのは新型のみらしい。
新型なら、色違いで2度楽しめます。
う~むむむ…どうせ製品化するなら新型の方が良いかな?(笑)
前回の記事でも書きましたが、ベレッタ 3032トムキャット用の、新タイプのグリップと旧タイプのグリップが手に入りました。
新・旧の違いは、主に左側パネルの後部の形状です。
新型は1999年以降に製造されたトムキャット向けに改良されたタイプで、大型化されたサム・セフティ・レバーが取付けられるよう、切欠きが大きくなっています。

旧型は、同社ボブキャット等とよく似たサム・セフティ・レバーが付きます。

950 BSミンクス/ジェットファイアから続くベレッタ・ポケットといえば、やはりこのセフティ形状がしっくりくるなぁ、と思います。
もちろん、操作しやすいのは新型でしょうね。
ところで、トムキャットのサム・セフティってそんなに使うもんなの?
ハンマーをコックしてシングルアクションの状態でセフティを掛け、コック&ロックにできます。
コンディション・ワンで携行すれば、小粒なコンバット・ピストルって感じですね。
ただ、このピストルはダブルアクションでも撃てますから、チャンバーに装填してハンマーダウンのが安全そうな気もします。
セフティオフで携行し、いきなりDAで射撃を開始することができます。(ちなみに、このピストルはFピン・ロックは無し。)
このセフティは、ハンマーレスト・ポジションでもオンにすることができます。
さらに、スライドのロック機能も兼ねてます。
護身用のピストルですから、DA付きとはいえ、しっかりしたセフティがあった方が安心ですね!
アメリカは訴訟大国でもありますし。操作ミスで事故、裁判になったらば、セフティ無しではメーカー側としても厳しいでしょう。
改良型セフティ・レバーは、同社92シリーズと似た形にデザインされています。
トムキャットは、92Fや8000クーガーを小っこくしたようなルックスに造ってあるので、セフティの形状もそれに合わせたのかもしれません。

さて、ベレッタ・トムキャットをガレージキットとして製品化するとなると、新・旧どちらのタイプで造るかが問題になりますね!
個人的な好みは、Gun誌で読んで馴染みのある旧型(1996~1999年製造)。
一方、改良されて扱いやすそうな新型(1999年~現在も製造中)。
どうも、ステンレス仕様があるのは新型のみらしい。
新型なら、色違いで2度楽しめます。
う~むむむ…どうせ製品化するなら新型の方が良いかな?(笑)
タグ :ベレッタM3032トムキャット
2019年10月13日
ブローニング VP "FN M1906 Cal.25ACP"
小型自動拳銃の始祖にして、最高傑作。

画像引用元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/archive/8/88/20100718012300!Henri_Guisan_FN_Browning_model_1906_IMG_3267.jpg
ガンファンなら誰もが知る、ブローニング・ヴェストポケットピストル。
コルト・ヴェストポケットM1908、FN M1906(1905)。
まさに、小型拳銃のお手本。
シンプルブローバックメカニズム、新開発の専用弾薬、複合セフティ・システム、ハンマーレス、更にはフロント&リアサイトをミゾの中に隠す徹底的なスナッグプルーフと、これほどまでに完成度の高いモデル。
このFN M1906を、いきなりヴェストポケット・オートピストル第一号として世に出したわけですから、やはりブローニングはモノスゴイ!ですね。
この小型ピストルのニックネーム、”ヴェストポケット”。
コートのポケットでもズボンのポケットでもなく、ヴェストのポケットなのです。
当時の広告を見ての通り、こんなチマっとしたポケットの中に、オートピストルを一丁収めてしまうというのです。
名前の通り、これだけ小さなピストルを完成させたのですから、やはりスゴイと思うのですよね。


画像引用元:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/archive/8/88/20100718012300!Henri_Guisan_FN_Browning_model_1906_IMG_3267.jpg
ガンファンなら誰もが知る、ブローニング・ヴェストポケットピストル。
コルト・ヴェストポケットM1908、FN M1906(1905)。
まさに、小型拳銃のお手本。
シンプルブローバックメカニズム、新開発の専用弾薬、複合セフティ・システム、ハンマーレス、更にはフロント&リアサイトをミゾの中に隠す徹底的なスナッグプルーフと、これほどまでに完成度の高いモデル。
このFN M1906を、いきなりヴェストポケット・オートピストル第一号として世に出したわけですから、やはりブローニングはモノスゴイ!ですね。
この小型ピストルのニックネーム、”ヴェストポケット”。
コートのポケットでもズボンのポケットでもなく、ヴェストのポケットなのです。
当時の広告を見ての通り、こんなチマっとしたポケットの中に、オートピストルを一丁収めてしまうというのです。
名前の通り、これだけ小さなピストルを完成させたのですから、やはりスゴイと思うのですよね。

2019年10月09日
L.W.シーキャンプ .32
L.W.Seecamp Cal.32…知る人ぞ知る実戦派ヴェスト・ポケット・ピストル、シーキャンプ.32。
月刊Gun誌でレポートされたこともあり、日本でも根強いファンが居るらしい…

画像引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:LWS32.jpg
L.W.Seecamp Co.は1981年に操業開始。コネチカット州ミルフォード。高品質ポケットピストル・マニュファクチュア。
元々はコルト1911のダブルアクション・コンバージョンを手掛けていて、新型ピストルのための特許を取った後、会社を設立したそう。
1981年に口径.25ACPのLWS-25を発売開始。
1985年には、同型で口径.32ACP仕様のLWS-32を発売開始。それにともないLWS-25 は販売終了(総生産数 約5000丁)。
月刊Gunでレポートされたのが、このLWS-32。
シーキャンプ・ポケットピストルは、ステンレススチール製、全長100mmちょいの超小型ピストル。
ダブルアクションオンリー、超至近距離での使用を想定したサイト無し仕様。
DAOのヴェストポケットピストルというと、リトル・トム ピストル、CZ 45等が有名ですね。
CZ45の超シンプルメカ、フレームサイドプレート方式など、シーキャンプをデザインするにあたり、かなり参考にしたのではないかと思います。
オープントップ式スライドでリコイルスプリングガイド無し、前端のブリッジ部分でリコイルスプリングを受けるデザイン。このあたりはワルサーモデル9にそっくりです(*^^*)

画像引用元https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seecamp_32.JPG
シーキャンプ・ポケットピストルは、平均的なVPピストルと比べ、かなりコンパクトに設計されています。
トリガーはダブルアクションオンリー、マニュアルセフティ無し。
抜き撃ちの際に衣服に引っかからないよう、フロント&リアサイトなしの思い切った形状。
最小サイズに.32口径の最低限のパワー、超至近距離でのガンファイトを想定し、一瞬でも速く確実に扱うための、余計な凹凸をそぎ取ったデザイン、超シンプルな操作性…
弾薬を、ウィンチェスター製の”シルバーチップ”アモのみに指定していたことも有名ですね。
.32口径のLWS-32はチャンバー内にリング・カットが施された、ディレイド・ブローバック方式となっています。
LWS-32は、本格的なセルフ・プロテクション・ピストルとして大ヒット。
以降、米国では.32ACPが実戦で有効な最低限のパワーを有したピストルとして認識されることになります。
そこにセールスチャンスを見出したベレッタ社は、同社ボブキャットを強化したベレッタ3032 トムキャットを1996年に発売します。
ベレッタ トムキャットは、2019年現在も継続販売しているロングセラーとなっています。
ちなみに、NAA社は、シーキャンプのまんまコピーで"Guardian”ピストルを出していますね。こちらは普通のピストルっぽくF&Rサイト、セフティなど付いてますが、ゴチャゴチャと賑やかしい感じ…シーキャンプの美学からすっかり外れてる感があります^^;
1999年には、シーキャンプ社はLWS-32 と同サイズでさらに口径をアップしたLWS-380、口径.380ACP仕様を販売開始しています。
その後、同社は2014年に Whalley Precision社(マサチューセッツ州サウスウィック)に買収されています。
…
今じゃ、小型オートピストルは.380ACPとか9mmParaのロックドブリーチ式ピストルが人気になってますね。ルガーLCP、S&W BG380、シグP238、P938、グロック42、etc…
だいたい、従来の.25口径オートピストルより僅かに大きい程度のコンパクトさ。そりゃあ人気が出るわけです。
とはいえ、もっと小さく、かつ安心できる性能で…という需要もありますから。シーキャンプも、まだまだアリですね!
月刊Gun誌でレポートされたこともあり、日本でも根強いファンが居るらしい…

画像引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:LWS32.jpg
L.W.Seecamp Co.は1981年に操業開始。コネチカット州ミルフォード。高品質ポケットピストル・マニュファクチュア。
元々はコルト1911のダブルアクション・コンバージョンを手掛けていて、新型ピストルのための特許を取った後、会社を設立したそう。
1981年に口径.25ACPのLWS-25を発売開始。
1985年には、同型で口径.32ACP仕様のLWS-32を発売開始。それにともないLWS-25 は販売終了(総生産数 約5000丁)。
月刊Gunでレポートされたのが、このLWS-32。
シーキャンプ・ポケットピストルは、ステンレススチール製、全長100mmちょいの超小型ピストル。
ダブルアクションオンリー、超至近距離での使用を想定したサイト無し仕様。
DAOのヴェストポケットピストルというと、リトル・トム ピストル、CZ 45等が有名ですね。
CZ45の超シンプルメカ、フレームサイドプレート方式など、シーキャンプをデザインするにあたり、かなり参考にしたのではないかと思います。
オープントップ式スライドでリコイルスプリングガイド無し、前端のブリッジ部分でリコイルスプリングを受けるデザイン。このあたりはワルサーモデル9にそっくりです(*^^*)

画像引用元https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seecamp_32.JPG
シーキャンプ・ポケットピストルは、平均的なVPピストルと比べ、かなりコンパクトに設計されています。
トリガーはダブルアクションオンリー、マニュアルセフティ無し。
抜き撃ちの際に衣服に引っかからないよう、フロント&リアサイトなしの思い切った形状。
最小サイズに.32口径の最低限のパワー、超至近距離でのガンファイトを想定し、一瞬でも速く確実に扱うための、余計な凹凸をそぎ取ったデザイン、超シンプルな操作性…
弾薬を、ウィンチェスター製の”シルバーチップ”アモのみに指定していたことも有名ですね。
.32口径のLWS-32はチャンバー内にリング・カットが施された、ディレイド・ブローバック方式となっています。
LWS-32は、本格的なセルフ・プロテクション・ピストルとして大ヒット。
以降、米国では.32ACPが実戦で有効な最低限のパワーを有したピストルとして認識されることになります。
そこにセールスチャンスを見出したベレッタ社は、同社ボブキャットを強化したベレッタ3032 トムキャットを1996年に発売します。
ベレッタ トムキャットは、2019年現在も継続販売しているロングセラーとなっています。
ちなみに、NAA社は、シーキャンプのまんまコピーで"Guardian”ピストルを出していますね。こちらは普通のピストルっぽくF&Rサイト、セフティなど付いてますが、ゴチャゴチャと賑やかしい感じ…シーキャンプの美学からすっかり外れてる感があります^^;
1999年には、シーキャンプ社はLWS-32 と同サイズでさらに口径をアップしたLWS-380、口径.380ACP仕様を販売開始しています。
その後、同社は2014年に Whalley Precision社(マサチューセッツ州サウスウィック)に買収されています。
…
今じゃ、小型オートピストルは.380ACPとか9mmParaのロックドブリーチ式ピストルが人気になってますね。ルガーLCP、S&W BG380、シグP238、P938、グロック42、etc…
だいたい、従来の.25口径オートピストルより僅かに大きい程度のコンパクトさ。そりゃあ人気が出るわけです。
とはいえ、もっと小さく、かつ安心できる性能で…という需要もありますから。シーキャンプも、まだまだアリですね!
2019年10月06日
ワルサーモデル9、あらためて紹介です!

ワルサーモデル9、キャスト完成品の写真をあまり載せてなかったので…あらためて紹介。
全長100mm程、超小型のポケットオートピストル。貴婦人のピストル。

WWⅠ後の1921年に製造開始。ツェラ・メリスの刻印が、なんかワクワクしませんか(*^^*)

こちらは、前回のビクトリーショーで販売したときのパッケージ。
次の再販時には、パッケージ仕様など変更の可能性あり。


開封。前回のVショーでは、未塗装・パーティングライン等未処理の組立済み完成品を少数販売していました。


スライドとフレームを連結している、8の字形の部品がテイクダウン・ラッチ。
プラキャストで量産するのに、この細かいミゾが厄介なんですよねー

・・・・・

・・・・・
ワルサーM9(樹脂製無可動モデル)は、再販売も予定しております(*^^*)
次の再販の際には、
・未塗装キット または 未塗装完成品
・塗装仕上げ済完成品
の2通りでの販売を予定しています。
年内に再販予定ですが、時期・販売価格などは決まり次第、当ブログ&ツイッターでお知らせいたします。
ツイッターアカウント https://twitter.com/PocketPistolPTY
2019年10月04日
第二話「私…何がしたいの…って悩む前に、よく見て。その実グリ、本当にトムキャット用で合ってる?あなた自身が確かめて」
「私…何がしたいの…って悩む前に、よく見て。その実グリ、本当にトムキャット用で合ってる?あなた自身が確かめて」

このグリップは、「ベレッタ・トムキャット用」、とショップの説明があったので購入したのですが…。
でも、買ってからあらためてよ~く見ると、自分の知ってるトムキャットと微妙に形が違うかも?
なんだか不安になってきたので、念のため、調べてみます。
だってさ、トムキャットつくってるつもりが、実はグリップは違うピストルのでしたー!って後から気づいても遅いですもんね。
出来上がってから、「私…何がしたいの…」ってなりますから(笑)
とういわけで、買ったグリップと各種ベレッタ・ポケットの画像とを比較していきます。
まず、ベレッタ950の画像。

引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Beretta950JetfireandClip-Open.jpg
それから、ベレッタ20

引用元 https://www.beretta-guru.com/beretta-20
私が買ったグリップは、そのいずれでもないようですね。
私のグリップはグリップスクリューを上下2ケ所で留めるタイプですが、950と20はスクリュー1箇所留めなのです。
ちなみに950は口径.22ショート/.25ACPのシングルアクション。グリップ・パネルはツーピース。
20は950を改良したダブルアクション・トリガー付き仕様、口径.25ACP。グリップはツーピース、バックストラップをカバーするタイプ。
お次は21A。いわゆる"BOBCAT"ですね。

引用元 http://www.beretta.com/en-us/21-a-bobcat/
画像を見ると…よく似てますね。ひょっとすると、このグリップはボブキャット用?
いや、よく見比べると違うっぽい…
21A"ボブキャット"は、20の改良モデル。1984年に登場(入れ替わりで20は1985年に製造中止)。
口径は.22ショート/.25ACP。フレームがアルミ・アロイ製に変更。
グリップ・パネルは20と違い、バックストラップ部無し。
グリップ・スクリューを上下2ケ所で留めるタイプに。
さて、次は3032"TOMCAT"ですね!

引用元 http://www.beretta.com/en-us/3032-tomcat-inox/
トムキャットは、1996年に製造開始。
ボブキャットを強化した、口径.32ACP仕様。
トリガーガードがフレームと一体化されて、いかにも強化版って感じ?
そんで、スライドのお尻が大胆に斜めシェイプになってて、シュッとした印象に。
ボブキャットの進化モデルだけど、むしろ同社8000クーガーを小っこくしたような雰囲気。
やっぱり、ベレッタはデザインが上手ですね!
で、この画像と見比べると…買ったグリップと同じっぽい。
このグリップは、トムキャット用。よし、解決、かな?
だがしかし、なのです。
このトムキャットの画像、私の知ってるトムキャットと何だか違う…。
サム・セフティの指掛部分が、前方に延長されてますね。これは、操作しやすくするためのようですが。
私が知ってるのは、ミンクスとかボブキャットみたいな小っさいセフティがついたヤツなのです…。
調べると、どうやら1999年くらいから、サム・セフティが改良されたらしいです。
それより後になると、スライドの刻印なんかも変更してるみたい。
うーむむ、そうだったのかー。
↓私の知ってるトムキャット。サム・セフティが小さいから、グリップ側の切欠きも小さい。

http://www.beretta.com/en/3032-tomcat/
ついでに、ALLEYCAT。
アレイキャットはご存知ですかな?
トムキャットの、トリチウムサイト付き仕様だそう。
当然、グリップはトムキャットと同じ。
アレイキャットの画像は、あなた自身が確かめて(”beretta alleycat”で検索)
※ちなみに、alleycatは「路地猫」、路地を彷徨く野良猫、という意味だそうですよ。
…
はい、そういうことですので、このグリップはTOMCAT用で合ってますね!
安心です^^
1999年以降に造られたトムキャット、及びアレイキャットに対応してます。
お店の説明に間違いはありませんでした。
まぁ、信用しないわけじゃないけど、一応調べとかないと不安だもんね。
ちなみに、アフターマーケットもののグリップだと、ボブキャット・トムキャットで共用のがチラホラ見つかりました。
共用と言っても、1999年以後のトムキャットは対象外だけど。
あと、1999年より前のトムキャット純正グリップが、ボブキャットに付くかはわかりませんでした。
お終い

このグリップは、「ベレッタ・トムキャット用」、とショップの説明があったので購入したのですが…。
でも、買ってからあらためてよ~く見ると、自分の知ってるトムキャットと微妙に形が違うかも?
なんだか不安になってきたので、念のため、調べてみます。
だってさ、トムキャットつくってるつもりが、実はグリップは違うピストルのでしたー!って後から気づいても遅いですもんね。
出来上がってから、「私…何がしたいの…」ってなりますから(笑)
とういわけで、買ったグリップと各種ベレッタ・ポケットの画像とを比較していきます。
まず、ベレッタ950の画像。

引用元 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Beretta950JetfireandClip-Open.jpg
それから、ベレッタ20

引用元 https://www.beretta-guru.com/beretta-20
私が買ったグリップは、そのいずれでもないようですね。
私のグリップはグリップスクリューを上下2ケ所で留めるタイプですが、950と20はスクリュー1箇所留めなのです。
ちなみに950は口径.22ショート/.25ACPのシングルアクション。グリップ・パネルはツーピース。
20は950を改良したダブルアクション・トリガー付き仕様、口径.25ACP。グリップはツーピース、バックストラップをカバーするタイプ。
お次は21A。いわゆる"BOBCAT"ですね。

引用元 http://www.beretta.com/en-us/21-a-bobcat/
画像を見ると…よく似てますね。ひょっとすると、このグリップはボブキャット用?
いや、よく見比べると違うっぽい…
21A"ボブキャット"は、20の改良モデル。1984年に登場(入れ替わりで20は1985年に製造中止)。
口径は.22ショート/.25ACP。フレームがアルミ・アロイ製に変更。
グリップ・パネルは20と違い、バックストラップ部無し。
グリップ・スクリューを上下2ケ所で留めるタイプに。
さて、次は3032"TOMCAT"ですね!

引用元 http://www.beretta.com/en-us/3032-tomcat-inox/
トムキャットは、1996年に製造開始。
ボブキャットを強化した、口径.32ACP仕様。
トリガーガードがフレームと一体化されて、いかにも強化版って感じ?
そんで、スライドのお尻が大胆に斜めシェイプになってて、シュッとした印象に。
ボブキャットの進化モデルだけど、むしろ同社8000クーガーを小っこくしたような雰囲気。
やっぱり、ベレッタはデザインが上手ですね!
で、この画像と見比べると…買ったグリップと同じっぽい。
このグリップは、トムキャット用。よし、解決、かな?
だがしかし、なのです。
このトムキャットの画像、私の知ってるトムキャットと何だか違う…。
サム・セフティの指掛部分が、前方に延長されてますね。これは、操作しやすくするためのようですが。
私が知ってるのは、ミンクスとかボブキャットみたいな小っさいセフティがついたヤツなのです…。
調べると、どうやら1999年くらいから、サム・セフティが改良されたらしいです。
それより後になると、スライドの刻印なんかも変更してるみたい。
うーむむ、そうだったのかー。
↓私の知ってるトムキャット。サム・セフティが小さいから、グリップ側の切欠きも小さい。

http://www.beretta.com/en/3032-tomcat/
ついでに、ALLEYCAT。
アレイキャットはご存知ですかな?
トムキャットの、トリチウムサイト付き仕様だそう。
当然、グリップはトムキャットと同じ。
アレイキャットの画像は、あなた自身が確かめて(”beretta alleycat”で検索)
※ちなみに、alleycatは「路地猫」、路地を彷徨く野良猫、という意味だそうですよ。
…
はい、そういうことですので、このグリップはTOMCAT用で合ってますね!
安心です^^
1999年以降に造られたトムキャット、及びアレイキャットに対応してます。
お店の説明に間違いはありませんでした。
まぁ、信用しないわけじゃないけど、一応調べとかないと不安だもんね。
ちなみに、アフターマーケットもののグリップだと、ボブキャット・トムキャットで共用のがチラホラ見つかりました。
共用と言っても、1999年以後のトムキャットは対象外だけど。
あと、1999年より前のトムキャット純正グリップが、ボブキャットに付くかはわかりませんでした。
お終い
2019年10月04日
2019年09月28日
ワルサーモデル9、年内再販予定です

ビクトリーショーでご好評を頂いたワルサーM9(樹脂製無可動モデル)ですが、再販売も予定しております。
次の再販の際には、
・未塗装キット または 未塗装完成品
・塗装仕上げ済完成品
の2通りでの販売を予定しています。
年内に再販予定ですが、時期・販売価格などは決まり次第、当ブログ&ツイッターでお知らせいたします。
ツイッター:https://twitter.com/PocketPistolPTY
2019年09月22日
※第91回ビクトリーショーで、ワルサーM9をご購入いただいた方へ
2019年9月8日開催の第91回ビクトリーショーにて、Pocket's Gunsmithing製「ワルサー モデル9 樹脂製無可動モデル」をご購入いただいた方へのお知らせです。
販売後、当ツイッターアカウントからツイートしていた内容ですが、見つけづらいので、こちらのブログにも当該ツイートのリンクを載せておきます。
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ワルサーモデル9をご購入いただき、ありがとうございました。
お知らせ内容は、以下の2点になります。
①説明書に記載されている分解方法の間違い
https://twitter.com/PocketPistolPTY/status/1171419941288828931?s=20
②塗装のアドバイス(マガジンに塗装用の持ち手を取り付け)
https://twitter.com/PocketPistolPTY/status/1171436120673964034?s=20
ちなみに、ワルサーモデル9の塗装方法ですが、一般のプラキャスト製ガレージキット同様の手順での塗装をおすすめします。
模型専門誌、webサイトなどもご参考下さい。
大体、次のような手順を説明してあると思います…
ⅰ.バリ、パーティングライン等の除去
ⅱ.洗浄、離型剤の除去
(キッチンクリーナーで漬け洗い後、中性洗剤、クレンザー等で洗い流すと効果的だそうです。)
ⅲ.プライマーの塗布
(模型店で売ってるガレージキット対応プライマー、模型用以外だとミッチャクロンが高評価だそうです)
ⅳ.サーフェイサーの塗布
ⅴ.キズ、気泡などの処理
ⅵ.塗装
販売後、当ツイッターアカウントからツイートしていた内容ですが、見つけづらいので、こちらのブログにも当該ツイートのリンクを載せておきます。
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ワルサーモデル9をご購入いただき、ありがとうございました。
お知らせ内容は、以下の2点になります。
①説明書に記載されている分解方法の間違い
https://twitter.com/PocketPistolPTY/status/1171419941288828931?s=20
②塗装のアドバイス(マガジンに塗装用の持ち手を取り付け)
https://twitter.com/PocketPistolPTY/status/1171436120673964034?s=20
ちなみに、ワルサーモデル9の塗装方法ですが、一般のプラキャスト製ガレージキット同様の手順での塗装をおすすめします。
模型専門誌、webサイトなどもご参考下さい。
大体、次のような手順を説明してあると思います…
ⅰ.バリ、パーティングライン等の除去
ⅱ.洗浄、離型剤の除去
(キッチンクリーナーで漬け洗い後、中性洗剤、クレンザー等で洗い流すと効果的だそうです。)
ⅲ.プライマーの塗布
(模型店で売ってるガレージキット対応プライマー、模型用以外だとミッチャクロンが高評価だそうです)
ⅳ.サーフェイサーの塗布
ⅴ.キズ、気泡などの処理
ⅵ.塗装