2022年01月05日
デコガンのプルーフマーク
昨日の記事で取り上げたサムズミリタリ屋のラドムのプロップガンの、フレームやスライドに打刻されていたプルーフマーク※について。
フレーム、スライド、チェンバーに※印のようなプルーフマークが打刻されています。
ちょっと見えづらいですが。
ルーペを使って撮影してみました。
これでもちょっと見えづらいですが。
☓印の左にD、右にA、下に98とあるのがわかるでしょうか。
これは英国内で打刻されたプルーフマークで、DAで De-Activated Gun、つまり発砲機能を除去改造された銃を示すものなのです。
De-Activated Gunってのはいわゆる「デコガン」ですね。日本の「無可動実銃」のような、発砲できなく加工されたコレクション用の銃です。
数字の98は、検査刻印の打たれた年だそうです。
だから、このラドムVIS P35(p)は、英国で1998年にDeactivated Gunに改造された銃ということのようです。
Deactivated Gun でない銃も、英国に輸入された銃は☓字にアルファベットと数字を組み合わせた検査印が打刻されるんだそうです。
https://www.doublegunshop.com/forums/ubbthreads.php?ubb=showflat&Number=317480